【国民の自衛官】⑦ 空自第19警戒隊 小宮勇二1等空曹(47) 領空監視、レーダー止めない - 産経ニュース

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国民の自衛官

⑦ 空自第19警戒隊 小宮勇二1等空曹(47) 領空監視、レーダー止めない

小宮勇二氏
小宮勇二氏

約50キロ北にある朝鮮半島を目視できる対馬諸島・海栗(うに)島の航空自衛隊海栗島分屯基地(長崎)。所属するレーダーサイト(航空警戒部隊)の任務は、日本の領空に侵攻する航空機やミサイルなどの監視。近くに北朝鮮や中国の存在があり、緊張は絶えない。

レーダー整備員としてはベテランの域に達し、若手の指導役も果たす。保守整備の担当は交代勤務により24時間態勢でスタンバイ。「レーダーを止めないことが最大の任務。不具合の兆候を早く見つけ、素早く対処すること」と語る。

不具合が起きれば、「軽微なものから機械の交換が必要なものまである。常に問題意識を持ち、想定しておくことが大事」。最近、新型レーダーの運用がスタート。新たな緊張感で任務にあたっている。

対馬本島の生まれ。島には自衛隊陸海空の各拠点があったが、入隊を志したのは高校時代に進路を考え親族に勧められてから。平成4年に空自に入隊し、以来レーダー整備員一筋。福江島(長崎)、久米島(沖縄)、沖永良部(おきのえらぶ)島(鹿児島)でも勤務してきた。

家族は妻のさおりさん(49)と、離れて暮らす23~18歳の子供3人。趣味はランニングで、部隊の駅伝部では監督兼選手。地元大会への積極参加で住民との交流も深める。

「生まれ故郷で仕事をさせてもらっている。自衛隊の活動がより理解されるよう努めたい」。任務外の活躍も目立っている。(山口淳也)

「第19回国民の自衛官」

主催 フジサンケイグループ

主管 産経新聞社

協力 防衛省

特別協賛 航空新聞社

協賛 日本防衛装備工業会、防衛懇話会、タカラベルモント、ユニオン、リコルディ