「さらば愛する警視庁」警視総監最後の言葉 - 産経ニュース

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「さらば愛する警視庁」警視総監最後の言葉

離任会見を行う斉藤実前警視総監=16日午前10時35分、警視庁(代表撮影)
離任会見を行う斉藤実前警視総監=16日午前10時35分、警視庁(代表撮影)

第97代警視総監に就任した大石吉彦氏(58)と斉藤実前総監(59)が16日、警視庁本部で事務引継ぎを行い、それぞれ会見を開いた。斉藤前総監は東京五輪・パラリンピックの警備など在任中の思い出を振り返り、大石氏は平成12年の世田谷一家殺害事件といった重要未解決事件の解決へ意気込みを語った。

斉藤前総監は、昭和60年に警察庁に入り、その大半は警備部門に身を置いてきた。警視庁でも警備部で3度勤務。第7機動隊長だった平成7年5月には、オウム真理教総本部の家宅捜索の先頭に立ち、部下らの信頼を集めた。「警視庁に育てられたようなものだ」と振り返った。

平成30年7月に警視庁ナンバー2の副総監に就任。令和2年1月には、そのまま総監にあがり、「警備のエキスパート」として、即位の礼や五輪・パラの警備対応を担った。新型コロナウイルス禍で五輪・パラが1年延期となり、入念に練ってきた警備の成果を見ずに退職や異動を余儀なくされた職員らがいたことにも触れ、感謝の言葉を述べた。

「警備を無事に完遂できた。警察人生の最後に警視庁にご恩返しができたならば幸いだ」とし「わが国最強の警察である警視庁にこれからも期待したい」とエールを送った。そして、その後の職員への離任のあいさつでも、あふれる思いを語り、最後に「さらば愛する警視庁」と締めくくって庁舎を後にした。

一方、大石氏は会見で重要未解決事件について「必ずや被害者、遺族の無念を晴らす」と力を込めた。

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