国会見学、コロナ禍で激減 今年上半期1万6千人 - 産経ニュース

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国会見学、コロナ禍で激減 今年上半期1万6千人

国会議事堂=東京都千代田区(本社ヘリから、佐藤徳昭撮影)
国会議事堂=東京都千代田区(本社ヘリから、佐藤徳昭撮影)

国会議事堂を訪れる見学者が新型コロナウイルス禍で激減している。東京に緊急事態宣言の発令が繰り返された今年上半期(6月16日の通常国会閉幕まで)は約1万6千人。コロナ禍前だった令和元年までの同期間の数%にとどまる。

国会見学は、団体による東京観光の定番コース。コロナ禍前の見学者は年間80万~90万人台で推移しており、元年は約83万人に上った。2年も2月までに約16万人が足を運んだが、コロナの流行が本格化した3月から6月まで受け入れを中止。飛沫(ひまつ)や「密」を避けるため、衛視による見どころ説明を取りやめたり、受け入れ人数に上限を設けたりする感染防止策を講じ、7月に再開した。

しかし、コロナ禍前のにぎわいは戻らず、7~12月は約3万人にとどまった。今年は1月に緊急事態宣言が出されてから予約分のキャンセルが相次ぎ、昨年下半期の半数近くまで落ち込む形となった。

かつては、遠足や修学旅行の季節になると観光バスが周囲にあふれる光景が風物詩だった。衆院事務局の担当者は「以前の姿に戻るとしても当面先だろう」と残念がる。

衆院は、衛視の案内を受けながら来訪者目線で議事堂内を「バーチャル見学」できる動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。