「病院型」宿泊療養施設を整備へ 大阪府 - 産経ニュース

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「病院型」宿泊療養施設を整備へ 大阪府

記者会見する大阪府の吉村洋文知事=15日午後、大阪府庁
記者会見する大阪府の吉村洋文知事=15日午後、大阪府庁

大阪府は15日、新型コロナウイルス感染「第6波」に備え、宿泊療養施設に診療所を併設した「診療型宿泊療養施設」を整備すると発表した。診療所は新型コロナ特別措置法に基づく臨時医療施設とし、医師が常駐。比較的症状が重い患者らを早期に治療し、重症化を防ぐ狙い。近く診療所を運営する事業者を公募し、10月以降、複数施設での運用を目指す。

厚生労働省は今月14日、第5波での病床逼迫(ひっぱく)を踏まえ、臨時医療施設の整備などを促す通知を自治体に出した。吉村洋文知事は15日の記者会見で「コロナ専門の診療所と一体化した『病院型』宿泊療養施設が目指すべき方向だ。(国の)趣旨にも合致している」と述べた。

府は19日までに31の宿泊療養施設に計8408室を確保する予定。うち、重症化防止に効果がある「抗体カクテル療法」などをすでに導入している3施設を除く28施設が候補となる。

府によると、施設の低層階に診察室や点滴室、酸素室を設置し、日中に常駐する医師らが抗体カクテル療法や解熱剤の投与、点滴などを行う。保健所が療養先を決定する段階で、対象となる患者を振り分ける運用を想定している。