中韓外相会談、北朝鮮問題を議論 - 産経ニュース

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中韓外相会談、北朝鮮問題を議論

15日、ソウルでの会談を前に、記念写真に納まる中国の王毅国務委員兼外相(左)と韓国の鄭義溶外相(聯合=共同)
15日、ソウルでの会談を前に、記念写真に納まる中国の王毅国務委員兼外相(左)と韓国の鄭義溶外相(聯合=共同)

【ソウル=時吉達也】中国の王毅(おうき)国務委員兼外相は15日、訪問先のソウルで韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相と会談した。新型長距離巡航ミサイルを発射した北朝鮮問題を中心に議論し、韓国側は14日に日米韓の北朝鮮担当高官が協議した内容を伝達したとみられる。北ミサイルや対立の深まる対米関係に王氏がどう言及するか注目される。

東京で開かれた日米韓の担当高官協議では、対話と制裁を通じて北朝鮮の非核化を目指す方針が再確認された。中国は、韓国の対米接近が進むことを警戒しており、鄭氏は懸念払拭を図るとともに、米朝間の非核化協議や南北対話の再開に向けた協力を王氏に要請したとみられる。

王氏は14日に韓国入りし、15日午前の外相会談後に文在寅(ムン・ジェイン)大統領とも面会。韓国メディアは、来年2月の北京冬季五輪に合わせた文氏の訪中、開幕式出席についても議論される可能性が高いと報じている。両国間では文化交流をめぐり、韓国人の芸能活動が中国国内で制限されるなどの問題が生じており、来年8月の中韓国交正常化30年を前に関係改善も議題となる見通しだ。

王氏の訪韓は昨年11月以来で、中韓外相会談は今年4月に鄭氏が中国福建省を訪問した際に開かれて以来5カ月ぶり。