河野氏、北ミサイル発射「情報収集力と抑止力高める必要」

河野太郎氏(萩原悠久人撮影)
河野太郎氏(萩原悠久人撮影)

自民党総裁選に立候補を表明している河野太郎ワクチン担当相は15日のテレビ朝日の情報番組で、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことに関し「日本として情報収集能力と、日米同盟での抑止力を高めていくことが必要だ」と述べた。同時に「そういう意味で、いろいろと自衛隊のこれからのあり方も装備の面からしっかりと考えていく必要がある」との認識も示した。

また、河野氏は尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国の活動について「海上保安庁にしっかり対応してもらっているが、怖いのは(平時でも有事でもない)『グレーゾーン事態』だ」と指摘。その上で「しっかり対応できるような法整備や、さまざまな装備というものを考えなければいけない」と語った。

また、河野氏は党総裁選に関し、同じく出馬を表明している岸田文雄前政調会長と高市早苗前総務相との違いを問われ、「突破力、実行力だ」と説明。「(新型コロナウイルスの)ワクチン接種などでもしっかりと見ていただけたのではないかと思っている」と強調した。

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