和歌山・白良浜海水浴場 2年連続伸び悩み - 産経ニュース

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和歌山・白良浜海水浴場 2年連続伸び悩み

海水浴客でにぎわう白良浜。8月中旬は天候不順に見舞われ客足が遠のいた=7月、和歌山県白浜町
海水浴客でにぎわう白良浜。8月中旬は天候不順に見舞われ客足が遠のいた=7月、和歌山県白浜町

毎夏、京阪神などからの観光客でにぎわう和歌山県白浜町にある白良浜(しららはま)の海水浴場利用者(7月1日~8月31日)が、新型コロナウイルスの影響で低迷した昨年より約2万人多い17万1936人だったことが町のまとめでわかった。ただ、今年は海水浴場の開設期間が昨年より22日長く、2年連続伸び悩む結果となった。井澗(いたに)誠町長は30万人を目標としていたが、記者会見で「想定よりもかなり少なかった」と述べた。

新型コロナ感染が京阪神などで拡大したことや、例年利用者が最も多くなる8月中旬に天候不順に見舞われたことが影響したとみられる。

町によると、新型コロナ流行前の一昨年も今年と同じ開設期間だったが、利用者は今年の2倍以上の40万6595人を記録。新型コロナの影響で前年より22日遅い7月23日に海開きした昨年は15万1800人だった。

今年8月には県内でも感染が拡大し、井澗町長は南紀白浜観光協会や白浜温泉旅館協同組合、町商工会と協議。土・日曜の28、29日に予定されていた白良浜の花火は中止になった。

井澗町長は記者会見で、週末を含む8月最後の4日間について海水浴場の開設中止を検討したことを明らかにしたが、混乱が生じる恐れもあるため、見送ったとしている。

今年の海開きをめぐっては、南紀白浜観光協会などが町に、5年ぶりに「本州で一番早い海開き」として大型連休中の5月3日に実施するよう要請したが、新型コロナの感染拡大を受け町が断念。一昨年と同じ7月1日の海開きになった。