【料理と酒】お茶どころ静岡の茶そば - 産経ニュース

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料理と酒

お茶どころ静岡の茶そば

 日本一のお茶の生産地として知られていた静岡県。歴史は古く、鎌倉時代の僧侶、聖一国師(ちょういちこくし)が1244年に宋の国からお茶の種を持ち帰り栽培したのが最初と言われています。当初は僧侶や貴族や武士のみが飲めた嗜好品で、庶民に広まったのは江戸時代以降。明治になり元徳川藩士らによる牧之原台地の開墾と共に広く栽培され、日本一の生産地となりました。特に寒暖差の激しい山間部の川根、天竜、本山で生産されたものは品質も高く、高級品として取引されています。

 近年、生産量は鹿児島県にトップの座を奪われる状況になり、ChaOI(チャオイ)フォーラムを立ち上げ、異業種との交流の中から新たな茶業の発展を模索しています。また、茶カテキンなどの成分は、がん抑制効果や、メタボ予防効果、肝機能保護効果のほか、抗菌・抗ウイルスなど様々な効果が期待できるとされています。積極的に摂取して、健康増進をはかりたいものです。

 茶そばは、そば粉に抹茶の粉を混ぜて練り、そば打ちされた、そば切りの一種です。上質な抹茶を使った半生の高級品が、みやげ店で並ぶようになりました。濃く深いお茶の色をした茶そば。茹で上げると、お茶の香りが鼻をくすぐります。つるりとした、そばののど越しと共にお楽しみください。冷やした大吟醸酒と、いかがでしょうか。(速水裕樹)

【材料】

茶そば……………200g

そばつゆ…………適量

ネギ………………5センチ

ワサビ……………適量


【作り方】

1.鍋にたっぷりの湯を沸かす

2.茶そばを湯に入れて、表示時間どおりに茹でる。冷水に浸けてぬめりをとり、締める。ザルにとって水気を切り、盛り付ける

3.そばつゆと、ネギ、ワサビの薬味を添えて食卓へ