成田山新勝寺、来年の初詣は分散参拝せず - 産経ニュース

メインコンテンツ

成田山新勝寺、来年の初詣は分散参拝せず

「分散参拝」を呼びかけ、消毒液も設置された今年の成田山新勝寺の初詣=1月3日
「分散参拝」を呼びかけ、消毒液も設置された今年の成田山新勝寺の初詣=1月3日

千葉県成田市の成田山新勝寺は15日、来年は初詣客に対し、「分散参拝」を呼びかけない方針を明らかにした。新型コロナウイルスの感染防止対策を講じ、例年通りに参拝者を受け入れるという。また、同寺では同日、早くも正月用の護摩札づくりが始まった。護摩祈禱(きとう)を終えた初詣客に授けるため、年末までに大中小の7種類合わせて約60万体を用意する。

同寺には例年、正月三が日に300万人以上の初詣客が訪れるが、今年は新型コロナ感染防止のために境内の入場を分散させ、初詣客は大幅に減少した。来年は、境内の各所に消毒液や飛まつ防止のシートを設置するなどの感染症対策を施す。同寺では「安心して初詣をしていただけるよう万全の対策をとる。ワクチン接種が進んでおり、そういう点では安心してお参りできるのではないか」としている。

この日、護摩札づくりには8人の僧侶が寺の大広間に集まり、モミの木の札に不動明王を表す梵字を独特の書体で書き込んでいった。筆入れが終わった札には、寺の職員が「家内安全」「商売繁盛」「交通安全」などの願い事が記された紙を巻き、紅白の水引をかけて仕上げていく。

浄書の作業をした僧侶の寺口照慧(しょうえ)さん(47)は「新型コロナウイルスの早期収束、合わせて1日も早くこれまでの日常生活に戻れることを願い書きました」と話した。