アップルがiPadの新機種を発表 20%高速化、来週発売

新iPad mini
新iPad mini

米アップルは14日(日本時間15日未明)、オンラインで新製品発表会を開き、タブレット端末の「iPad(アイパッド)」と「iPad mini(アイパッド ミニ)」の新機種を発表した。

新iPadは、情報を処理するチップにiPhone(アイフォーン)11シリーズと同じ「A13 Bionic」を搭載し、前モデルより20%高速になったとしている。基本ソフト(OS)は「iPadOS 15」を搭載し、iPhoneではすでに使用されている、室内の周囲の光に合わせて色合いを調整する機能「TrueTone」も採用した。

アップルが発表した最新型の「iPad」(アップル提供)
アップルが発表した最新型の「iPad」(アップル提供)

ストレージ(記憶装置)の容量は32GB(ギガバイト)から64GBに倍増する。米国での販売価格は329ドル(約5万4600円)から。

新iPad miniは、2019年に登場した第5世代以来の登場となる。デザインが一新され、上位機種のiPad ProやiPad Airと同様にホームボタンが無い形となった。前モデルと比較し、CPU性能は40%、GPUは80%アップしているという。

アップルが発表した「iPad  mini」(アップル提供)
アップルが発表した最新型の「iPad  mini」(アップル提供)

画面サイズも8.3インチへと大型化したが、手に収まるサイズに仕上がっている。カラーは新たにパープル、ピンク、スターライト、スペースグレイの4色が追加された。米国での販売価格は499ドル(約5万4600円)から。

iPad、iPad miniともに、受注は即日開始し、来週発売するとしている。


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