宣言下の岸和田だんじり「地域で実施判断を」大阪知事 - 産経ニュース

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宣言下の岸和田だんじり「地域で実施判断を」大阪知事

記者団の取材に応じる大阪府の吉村洋文知事=14日午後、府庁
記者団の取材に応じる大阪府の吉村洋文知事=14日午後、府庁

大阪府の吉村洋文知事は14日、同府岸和田市で18、19日に開催が予定される「岸和田だんじり祭」について、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言期間中であることを念頭に「府が中止しろとは言わないが、今の感染状況も踏まえ、地域主体で判断してもらいたい」と述べた。府庁で記者団に語った。

祭りは昨年、新型コロナの影響で75年ぶりに自粛したが、今年は運営団体が2年ぶりにだんじりの曳(ひ)き回しを復活させようと準備している。例年と異なるコースを設定し、曳き手の密集を避けるなど感染対策を行って実施する予定だ。

府内の感染者数は減少傾向にあるものの、府が確保している全ての病床の使用率は13日時点で70・9%、軽症・中等症に限れば77・0%と、いずれも高水準で推移している。

こうした状況を踏まえ、吉村氏は祭りについて「単純なイベントではなく、江戸時代から続く神事で歴史と伝統がある」と理解を示す一方、「どうしても密になり、感染が広がりやすい環境にもなる。よく考えて判断してもらいたい」と注文をつけた。