東証取りやめ福証単独上場 静岡のジオ社、知名度アップ狙う - 産経ニュース

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東証取りやめ福証単独上場 静岡のジオ社、知名度アップ狙う

福岡証券取引所で開かれたジオロケーションテクノロジーの上場式。右は同社の山本敬介社長(福証提供)
福岡証券取引所で開かれたジオロケーションテクノロジーの上場式。右は同社の山本敬介社長(福証提供)

ネット上の住所であるIPアドレスの情報を活用した広告やセキュリティー対策などを手掛ける「Geolocation Technology(ジオロケーション テクノロジー)」(静岡県三島市)が13日、福岡証券取引所に上場した。福証への上場は今年2社目で、2年ぶりの単独上場。同社は東証のプロ向け市場「東京プロマーケット」に上場していたが、12日に上場を廃止した。

同社の山本敬介社長は福証で記者会見し、上場市場の変更について、昨年3月に福岡市内に営業所を設けるなど事業拡大を図っているとした上で「(可能性のある九州地区への営業で)なかなか成果が出せず、攻めあぐねていた。(注力する姿勢を見せる)これ以上ないインパクトになる」と強調した。

福証にとって、売買代金の95%を占める単独上場企業の増加は大きな意味がある。これまでも地場ベンチャー企業の上場を支援するなどしていたが、今回のように九州域外企業が地元での知名度向上を狙い、上場するケースは新機軸になり得る。

福証の長宣也理事長は産経新聞の取材に今回の上場を歓迎した上で、「今後は上場した企業のフォローも重要だ」と述べ、IRの支援などをはじめ、商機拡大に向け後押しを強化する考えを示した。