ワークスペース伸び悩みが課題 活性化施設1年(1/2ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

ワークスペース伸び悩みが課題 活性化施設1年

8月10日でオープン1年を迎えた「tanabe en+」=和歌山県田辺市
8月10日でオープン1年を迎えた「tanabe en+」=和歌山県田辺市

和歌山県田辺市中心部のJR紀伊田辺駅前に市街地活性化施設「tanabe(たなべ) en(えん)+(ぷらす)」がオープンして、8月10日で1年を迎えた。民間ビルがあった駅正面に市が2億円近くをかけて建設。入館者は1日平均100人台後半~300人台で推移している。ただ、2階のワークスペースは個人・少人数の利用が1日平均2人未満で、課題も抱えている。

延べ床面積304平方メートルの2階建てで、市が1億8350万円を投じて建設。運営は市などが出資する第三セクター「南紀みらい」が担っている。空洞化が進む中心市街地の活性化を目指している。

1階にカフェや地域産品販売スペースがあり、2階は有料で利用してもらうワークスペースやミーティングルームを設置。ワークスペースは個人や少人数、団体がレンタルでき、個人の場合はノートパソコンなどを持って仕事をしてもらい、人と人とがつながるような空間を目指したという。

入館者数は1カ月あたり5千人台~8千人台を記録。今年8月には過去最高の8732人に達した。1日平均で、100人台後半から300人台に上っている。

ただ、2階のワークスペースの利用者は伸び悩んでおり、今年3月までで個人・少人数利用が1カ月あたり20~50人台。1日にすると2人未満の状態が続いていた。出張で来たビジネスマンらが来ているものの、地元の人の利用は少ないという。