週明け13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前週末比261・91ドル高の3万4869・63ドルで取引を終えた。米国の新型コロナウイルスの新規感染者数が減少に転じつつあることから、投資家心理が改善し、買いが優勢となった。
経済活動の正常化が進むとの期待が高まった。ダウ平均は前週末まで5営業日連続で下落しており、割安感が出た銘柄を中心に買い戻しが入った。原油先物相場が上昇し、石油株も買われた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、9・91ポイント安の1万5105・58。
個別銘柄では、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや半導体のインテルの上昇が目立った。スポーツ用品のナイキは売られた。(共同)