世界最高齢アカゲザルの「イソコ」43歳で死す - 産経ニュース

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世界最高齢アカゲザルの「イソコ」43歳で死す

アカゲザル「イソコ」(京都市動物園提供)
アカゲザル「イソコ」(京都市動物園提供)

京都市動物園(左京区)は12日、アカゲザル「イソコ」(43歳4カ月、メス)が死んだと発表した。昨年4月には「飼育されている最高齢のアカゲザル」としてギネス世界記録に認定されていた。

園によると、今月7日ごろから食事の途中で伏せるようになり、食欲不振や呼吸が浅くなるなど体調が悪化していた。11日には自力で立てなくなり、12日午前7時半ごろ、死んでいるのを飼育員が発見した。

イソコは昭和53年4月に市動物園で生まれ、これまでに10頭の子を出産した。アカゲザルの平均寿命は野生下で約15年、飼育下でも26~30年とされ、園によるとイソコは人間の120歳ぐらいに相当する。平成28年11月からは園内にある冷暖房完備の「老猿(ろうえん)ホーム」で他の2頭とともに生活していた。

担当者は「争いを好まない穏やかな性格で多くの来園者に愛されてきた。『長い間ありがとう』と言いたい」と感謝の言葉を述べた。

緊急事態宣言の発令に伴い、市動物園は閉園中だが、宣言解除後に追悼イベントを開催したいとしている。