人気ゲーム「フォートナイト」を手掛ける米エピック・ゲームズは12日、アプリ市場をめぐってアップルを反トラスト法(独占禁止法)違反と訴えた裁判で、カリフォルニア州連邦地裁の判決を不服として上訴する通知を提出した。米メディアなどが伝えた。
10日に出された地裁判決は、アップルが独占企業だというエピックの主張を退け、求めていたアプリ内課金での手数料回避も認めなかった。エピックのスウィーニー最高経営責任者(CEO)は「開発者にとっても消費者にとっても勝利ではない。戦い続ける」と述べていた。
一方で地裁判決はエピックの主張も一部認め、アプリ開発者がメールや外部リンクで利用者を外部課金に誘導することを許可するようアップルに命じた。