稲見萌寧、実りの秋 ゴルフ賞金女王争いでトップ - 産経ニュース

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稲見萌寧、実りの秋 ゴルフ賞金女王争いでトップ

18番ホール ウイニングパットを沈め、バンザイする稲見萌寧 =茨城県常陸大宮市の静ヒルズカントリークラブ(撮影・戸加里真司)
18番ホール ウイニングパットを沈め、バンザイする稲見萌寧 =茨城県常陸大宮市の静ヒルズカントリークラブ(撮影・戸加里真司)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日は12日行われ、稲見萌寧が優勝した。

圧巻、全く隙がない。稲見がバーディーラッシュで圧倒的な強さを見せた。1番(パー4)で3メートルのバーディーを沈めて首位に並ぶと、4、6、9番でもスコアを伸ばし、後半は〝一人旅〟でボギーなしの8アンダーの64。269ストロークは大会新記録で、逆転で国内4大大会の初制覇となった。

「自分では圧倒的という感覚はない。でもショットがピンに付き、パットも4日間それなりに入ってくれました」

オフに始めた肉体改造が実った。キックボクシングを取り入れ、ウエート、体幹トレ…。体が一回り大きくなり、服のサイズもMからLになった。さらに「不安だから」という理由で練習に熱中。だから技術も身もついた。「すればするほど課題が見つかる」という探求心が、今の稲見の強さを作り上げている。

春は開幕から2カ月、8戦で4勝を挙げ、周囲を驚かせた。夏は五輪で銀メダル。秋は「目標だった(4大大会の)タイトル」を手にし、昨年と統合された今シーズン8勝目(通算9勝)。獲得賞金は2億円越えで、小祝を抜いてランキング首位に立った。

「女王は最終的な結果なので気にしてません。今の目標は通算の2けた勝利ですね」。〝強き女〟は控えめだった。(清水満)

稲見、国内メジャー初V 大会最少の19アンダー