五輪盛り上がり 被災地・大槌町に3人制バスケコート完成へ - 産経ニュース

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五輪盛り上がり 被災地・大槌町に3人制バスケコート完成へ

東日本大震災の被災地、岩手県大槌町に9月末、東京五輪で話題となったバスケットボール3人制「3×3(スリーエックススリー)」のコートが完成する。鮮魚店を営む同町の河合秀保さん(44)が「誰もが自由に遊べる場所」を目指して仲間と奔走。「五輪での盛り上がりをここにも」と心を躍らせている。

「3×3」は東京五輪で新種目として導入。日本代表が男女とも決勝トーナメントに進出し、スピード感あふれる試合展開が注目を集めた。

きっかけは震災の数カ月後、広島県福山市からボランティアで訪れていた矢野アキ子さん(53)らと河合さんが出会ったことだ。町内の「桜木町」という地名と、人気バスケ漫画「スラムダンク」の主人公、桜木花道の名前にちなんだ町おこしプロジェクトを提案された。

限られた予算で「復興優先」だった震災後の町では、公園整備が後回しとなってきた。子供の遊ぶ場所がないことを気にかけていた河合さんは「10年越しの夢がようやくかなう」と話した。