【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】2軍落ち「佐藤輝」戻ってくるか-阪神Vのカギは怪物ルーキーの復調(1/3ページ) - 産経ニュース

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記

2軍落ち「佐藤輝」戻ってくるか-阪神Vのカギは怪物ルーキーの復調

打撃練習中の佐藤輝明=甲子園球場(撮影・中島信生)
打撃練習中の佐藤輝明=甲子園球場(撮影・中島信生)

希望的観測ですが、悩める佐藤輝明内野手(22)が残り28試合で8本塁打を放てば、タイガースは16年ぶりの優勝です! 最短の1軍復帰となる21日からの中日3連戦(バンテリンD)に向け、崩れた打撃を一刻も早く修正してほしいですね。1年目の今季、105試合に出場し打率2割5分4厘、23本塁打、60打点をマークしていた佐藤輝は35打席連続無安打と打撃不振に陥り、10日に2軍落ちしました。新人の最多本塁打記録31本にはあと8本。21日から1軍復帰ならば、再登録からの今季の残り試合は「28」です。最後の峠となる10月5~14日の関東遠征(DeNA3連戦、ヤクルト3連戦、巨人3連戦)で佐藤輝が復調していれば、虎は打ち負けません。逆に佐藤輝が2軍からはい上がれなければ、厳しい峠になるでしょう。

衝撃を与えた2軍落ち

ついに「怪物ルーキー」の異名をほしいままにしていた佐藤輝が2軍落ちしました。シーズン開幕からパワフルな打撃で球界に衝撃を与え続けたルーキーが10日に1軍登録を抹消されたのです。前日の9日まで自己ワーストの35打席連続無安打。球団の日本選手最多を更新する151三振を喫していました。

1軍と離れて、2軍の鳴尾浜のグラウンドに姿を現した佐藤輝は「悔しさはもちろんありますけど、これをまた成長するチャンスだと思って取り組みたい」と必死に前を向いていましたね。平田2軍監督は「チャンスよ! また一段とたくましくなって、上でもう一回、存在感をつけていく」と背中を押していましたが、佐藤輝の2軍落ちはチーム内外に衝撃を与えています。

何しろ今季の矢野阪神の進撃はこのルーキーの活躍を抜きにしては語れませんね。3月26日のシーズン開幕から佐藤輝のバットはうなりをあげ続け、相手投手を打ち崩してきました。まるで大物外国人選手のような圧倒的なパワー。いくら空振りをしても気にする素振りもない。気持ちの切り替えが早く、ボールがバットに当たれば左右に関係なくスタンドに飛んでいく。1軍登録抹消まで105試合に出場して打率2割5分4厘、チームトップの23本塁打、60打点をマークし、マルテ、サンズ、大山と中軸を担ってきました。佐藤輝効果が他の打者に好影響を与えてきたのは紛れもない事実です。