【産経抄】9月12日 - 産経ニュース

産経抄

9月12日

付かず離れずのほどよい距離が、人間の専売特許とはかぎらない。

▼大海原で群れをなす魚もまた、互いの距離には敏感である。体の側面に発達した感覚器官は、近くにいる仲間との距離を保つ検知器だという。視野は330度と広く、真後ろ以外の仲間を把握できる。離れ過ぎれば適度な距離にまで戻る習性もある。気に食わない相手がいたとしても、群れの中で衝突することがない。

▼海外からの旅行客が日本に来て驚くのは、東京・渋谷のスクランブル交差点という。多いときで一度に3千もの人々が横断するのに、誰一人としてぶつからない。神業のような衝突回避の歩行に目を奪われるらしい。そこに「よそ見」という要素が加わるとどうなるか。京都工芸繊維大の村上久助教らが、通行に与える「歩きスマホ」の影響を明らかにした。

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