米大統領「国民結束」訴え 追悼のNY、中枢同時テロ20年を前に - 産経ニュース

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米大統領「国民結束」訴え 追悼のNY、中枢同時テロ20年を前に

10日、ニューヨークに向かうため米大統領専用機に乗り込むバイデン大統領=ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地(AP=共同)
10日、ニューヨークに向かうため米大統領専用機に乗り込むバイデン大統領=ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地(AP=共同)

2001年9月の米中枢同時テロから11日で20年となるのを前に、旅客機が突入したニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビルの跡地「グラウンド・ゼロ」に10日、犠牲者の遺族らが訪れ追悼の祈りをささげた。バイデン大統領はビデオ演説で「結束が最高の米国をつくる。これこそが9・11の中心的な教訓だ」と訴え、国民に結束を呼び掛けた。

イスラム過激派の国際テロ組織アルカーイダによるテロ後、米国ではイスラム教徒差別が表面化。最近もトランプ前政権下で反移民感情や人種差別が社会問題化した。バイデン氏は演説で、テロ後に「イスラム教徒への恐怖や怒り、暴力など人間の暗部も目の当たりにした」と回顧。20年後の今「最大の強みである結束」を取り戻すことが重要だとの認識を示した。

バイデン氏も参列予定の大規模な追悼式典を控えたニューヨークは警戒態勢。市警幹部によると、今年はテロ組織による「行動の呼び掛け」が例年より多いという。(共同)