ロシア極東の海にクロマグロ 温暖化、水温上昇で北上か - 産経ニュース

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ロシア極東の海にクロマグロ 温暖化、水温上昇で北上か

ロシア極東の海で撮影されたクロマグロの群れ(ドミトリー・ルダシ氏のインスタグラムから、共同)
ロシア極東の海で撮影されたクロマグロの群れ(ドミトリー・ルダシ氏のインスタグラムから、共同)

ロシア極東沿海地方のウラジオストク南西にある「極東海洋保護区」が11日までに、この海域では珍しいクロマグロの群れが泳ぐ映像を公開した。

今夏の極東は例年にない暑さとなり、水温も上昇。暖かい海域に生息する魚やサメが確認され、保護区は「温暖化の表れだ」としている。

地元の映像作家ドミトリー・ルダシ氏が撮影した保護区の海中の動画を公開した。水温上昇で、南から餌を求めて北上してきたとみられる。

ロシア科学アカデミー極東支部のアレクサンドル・マルケビチ研究員は「他のマグロはまれに見られていたが、クロマグロは初めてだ」と指摘した。

気象当局によると、ウラジオストクでは7月23日、1958年に記録した7月史上最高の33・6度に迫る33・1度を観測。保護区付近の水温も30度近くまで上昇した。(共同)