自民・岸田氏、「島嶼防衛」検討の重要性指摘 - 産経ニュース

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自民・岸田氏、「島嶼防衛」検討の重要性指摘

自民党の岸田文雄前政調会長(春名中撮影)
自民党の岸田文雄前政調会長(春名中撮影)

自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明している岸田文雄前政調会長は11日、東京都内で支援者らとオンラインで意見交換し、平成25年に閣議決定した国家安全保障戦略の見直しの必要性を重ねて示した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵入を常態化させる中国の動向などを念頭に「島嶼(とうしょ)防衛の在り方を含め検討していかなければならない」と述べた。

岸田氏は会合で、尖閣問題のほか、ロシアが不法占拠する北方領土、韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)などの情勢を踏まえた安保政策について問われ、「領土、領海、領空を断固として守るのは政治の重大な責任だ」と強調。尖閣周辺の海上警備を担う海上保安庁の装備充実や、自衛隊との連携強化など、島嶼防衛強化の検討も進める意向を示した。

また岸田氏は北朝鮮を念頭に、ミサイル防衛体制を整備する重要性を指摘したほか、「宇宙やサイバー空間で国家間の熾烈(しれつ)なしのぎ合いが起きている。しっかり対処していかなければならない」と語った。岸田氏は13日に記者会見し、外交・安保戦略の詳細を発表する予定だ。