【産経抄】9月11日 - 産経ニュース

産経抄

9月11日

それまでは問題視されてこなかった放言癖や口下手も、国のかじ取りをするリーダーとなると見逃してはもらえない。菅義偉首相の辞任表明と17日告示の自民党総裁選の動きを見ていて、つくづく政治家は言葉が命なのだと感じる。現在の言動はもちろん、過去の振る舞いも問われることになる。

▼安倍晋三前首相が総裁に返り咲いた平成24年9月の総裁選は、5人が争う混戦だった。当初は、人気が高く長老議員らに推された石原伸晃元幹事長が本命視されたが、こんな軽い発言が続き失速していく。「中国は尖閣諸島に攻めてこない。誰も住んでいないから」

▼今回の総裁選の有力候補、河野太郎ワクチン担当相も、言葉の不整合が指摘されている。異論の多い女系天皇容認や脱原発の持論はひとまず引っ込めようとしたものの、意外な場所から矢が飛んできた。「これで政治家河野太郎は、全国民の信用を失った」。超党派の「原発ゼロの会」の仲間である菅(かん)直人元首相はツイッターに書き込んだ。

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