歩道にタクシー、女性死亡 運転手重体 東京 - 産経ニュース

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歩道にタクシー、女性死亡 運転手重体 東京

タクシーの衝突事故現場=11日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)
タクシーの衝突事故現場=11日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

11日午後4時20分ごろ、東京都千代田区九段南の都道で、タクシーが歩道に乗り上げ、歩行者と自転車をはねる事故が起きたと110番通報があった。警視庁麴町署などによると、この事故で計6人が病院に搬送され、タクシー待ちをしていた70代の女性が死亡。タクシーを運転していた60代の男性運転手が意識不明の重体、女児(9)を含む4人が負傷した。4人のうち、客としてタクシーに乗車していた30代男性が重傷という。同署で詳しい事故の経緯を調べている。

同署によると、事故直前、タクシーは先頭で信号待ちをしており、青信号になっても発進しなかったため、後続車にクラクションを鳴らされ、発進。約50メートル先で自転車などをはねて歩道に乗り上げ、街路樹にぶつかって停車したという。

現場は千代田区役所やオフィスビルなどが立ち並ぶ地域で、多くの消防車やパトカーが止まり、救急隊員らが緊迫した様子で活動するなど一時騒然となった。

知人が巻き込まれたという70代女性は「心配だ。こんなところで事故が起きるなんて…」と言葉を失った。近くを通り掛かった無職男性(64)は「驚いた。車体の壊れ方から、相当なスピードが出ていたのではないか。平日ならもっと被害が大きかったかもしれない」と表情をこわばらせた。