復興拠点の準備宿泊延期も 福島・大熊町、線量高く追加除染 - 産経ニュース

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復興拠点の準備宿泊延期も 福島・大熊町、線量高く追加除染

東京電力福島第一原子力発電所全景=福島県大熊町(本社ヘリから、川口良介撮影)
東京電力福島第一原子力発電所全景=福島県大熊町(本社ヘリから、川口良介撮影)

東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域のうち、福島県大熊町が来春の避難指示解除を目指す町内の特定再生復興拠点区域(復興拠点)をめぐり、10月開始を予定する住民の準備宿泊が延期される恐れのあることが10日、町への取材で分かった。除染後も放射線量が解除基準の毎時3・8マイクロシーベルトを下回らない地点があったためで、環境省が追加除染を行う。

同町の復興拠点は約860ヘクタール。平成30年から除染してきたが、約4万7千ある計測地点の2・7%で基準を超えていた。大部分は山林だが、宅地や農地もあるという。

環境省福島地方環境事務所は追加除染を来春までに終えると説明。町環境対策課は「年内には準備宿泊を実施したい」とし、来春の避難解除には影響しないとしている。