2軍落ちの阪神佐藤輝、新人最多本塁打記録にも暗雲 - 産経ニュース

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2軍落ちの阪神佐藤輝、新人最多本塁打記録にも暗雲

9月9日のヤクルト戦で九回に三振に倒れ、ベンチに下がる阪神の佐藤輝明。矢野監督も2軍降格の断を下した=甲子園(甘利慈撮影)
9月9日のヤクルト戦で九回に三振に倒れ、ベンチに下がる阪神の佐藤輝明。矢野監督も2軍降格の断を下した=甲子園(甘利慈撮影)

阪神の佐藤輝が10日、プロ入り初めて不振のため、2軍降格となった。抜群の長打力で本塁打を量産し、注目されてきた大物ルーキーにとって、シーズン終盤に大きな試練が訪れた。

1年目を順調に滑り出した佐藤輝は後半戦に入ってから不振に陥った。本塁打は8月19日のDeNA戦で球団の新人記録を更新する23号を放ったのを最後に途絶えた。9月は先発を外れる試合が増え、9日のヤクルト戦では途中出場したが2打席連続三振。35打席連続無安打と復調の兆しが見られず、矢野監督も2軍降格の断を下した。

開幕から105試合に出場し、打率2割5分4厘、23本塁打、60打点。新人としては立派な成績だが、2軍生活が長引けば、清原和博らが持つ31本塁打の新人最多記録の更新に暗雲が漂う。また、新人王争いでも広島の抑えを担う栗林ら強力なライバルがいるだけに、厳しい状況になる。

10日に2軍施設の鳴尾浜球場で練習を行った佐藤輝は「悔しさはもちろんあるけど、これをまた成長するチャンスだと思ってしっかり取り組みたい。1軍で結果を出すことができるように、しっかり練習していきたい」と話した。2軍できっかけをつかみ、復活できるか。優勝争いを続けるチームにとっても大きな鍵を握っている。(上阪正人)