子供は主に家庭内感染 東北大調査 - 産経ニュース

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子供は主に家庭内感染 東北大調査

 「若者」優先枠の接種が始まった新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターの東京会場=4日午後、東京・大手町
 「若者」優先枠の接種が始まった新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターの東京会場=4日午後、東京・大手町

20歳未満の新型コロナウイルスの感染経路は、学校や保育園に比べて、家庭内が多いことが、東北大大学院の押谷仁教授(感染症疫学)らの研究グループの調査で分かった。押谷教授は「インフルエンザと異なり子供が感染拡大に果たす役割は限定的だ。休校措置などは、有効性を慎重に判断する必要がある」と指摘している。

調査は、感染力の強いデルタ株が流行する前の令和2年10月末までに報告された全国の0~19歳の新型コロナ患者約7800人に実施。デルタ株流行以降、若年層の感染者は増加傾向にあるが、押谷教授は「現在も子供の感染の場は主に家庭内で、学校などは相対的に頻度が低い。ただ、新学期再開後の状況を注視する必要がある」とした。

調査では、感染者と接触した環境は、「家庭内」が32%で最多となる一方、「保育園・幼稚園・学校」での接触は5%未満にとどまった。