阪神・西勇ようやく100勝目 王手から〝8度目の正直〟 - 産経ニュース

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阪神・西勇ようやく100勝目 王手から〝8度目の正直〟

【広島―阪神】阪神先発の西勇。約3カ月ぶりの白星で通算100勝を達成した=9月10日、マツダスタジアム(水島啓輔撮影)
【広島―阪神】阪神先発の西勇。約3カ月ぶりの白星で通算100勝を達成した=9月10日、マツダスタジアム(水島啓輔撮影)

阪神の西勇が敵地で待望の白星を手にした。10日にマツダスタジアムで行われた広島戦。5回5安打1失点で5勝目をマークし、プロ野球140人目の通算100勝を達成。13年目で到達した大台の数字に「入団して自分が100勝まで勝てると思っていなかった。今まで関わってきた方に感謝を感じられた1勝」と感慨に浸った。

味方が先制した直後の一回はばたついた。小園の左翼線二塁打、西川の左前打と鈴木誠の四球で満塁とされ、坂倉の右犠飛で追いつかれた。だが二回以降は度々走者を背負いながらも、四隅に球を散らして巧みにかわす投球で追加点は許さず、試合を作った。

昨季は11勝をあげてチームの勝ち頭となったが、今季は不調が目立つ。6月18日に4勝目をあげ、通算100勝に王手をかけてから、7試合続けて白星を逃し、足踏みが続いた。それでも「自分で自分を苦しめず、楽しんで投げるようにしていた。どんなときもみんなが声をかけ続けてくれた」。前向きな気持ちを持ち続けた。

オリックスからフリーエージェント(FA)で加入して3年目。早く本来の調子を取り戻し、チームを優勝に導く使命がある。「勝つだけ。節目の100勝ができたので、気兼ねなく思い切り、楽しくやっていきたい」。右腕はすっきりとした表情で力強く誓った。(上阪正人)