河野氏「原発再稼働が現実的」総裁選出馬3人目 - 産経ニュース

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河野氏「原発再稼働が現実的」総裁選出馬3人目

自民党の二階俊博幹事長と会談するため幹事長室に向かう、河野太郎ワクチン担当相=10日午後、東京・永田町の自民党本部(寺河内美奈撮影)
自民党の二階俊博幹事長と会談するため幹事長室に向かう、河野太郎ワクチン担当相=10日午後、東京・永田町の自民党本部(寺河内美奈撮影)

自民党の河野太郎ワクチン担当相は10日の記者会見で、次期党総裁選(17日告示、29日投開票)への立候補を正式に表明した。出馬表明は岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相に続き3人目。出馬を検討する石破茂元幹事長は10日も結論を出すのを見送り、総裁選は岸田、高市、河野の3氏を軸にした構図が固まりつつある。

河野氏は会見で「日本の一番の礎は長い伝統と歴史、文化に裏付けられた皇室と日本語だ。その上に、先祖が築いてきた歴史、文化、伝統がそれぞれの地域で根付いている」と主張。女系天皇を容認する構えを示していた皇位継承に関しては、旧宮家の男系男子の養子縁組も選択肢とした政府有識者会議の議論を尊重する考えを改めて示した。

エネルギー政策をめぐっては「脱原発」の持論を封印し、「安全が確認された原発を当面は再稼働していく。それが現実的だ」と説明する一方、「新増設は現時点で現実的ではない」とも述べた。

慰安婦問題については「自民党政権が継承してきた歴史認識を受け継ぐ」と発言。実父の河野洋平元総裁は官房長官だった平成5年8月、明確な証拠もなく旧日本軍による慰安婦の強制性を認めた「河野談話」を発表している。

河野氏は会見に先立ち、党本部で二階俊博幹事長と面会し、立候補の決意を報告した。二階氏は「頑張れ」と応じたという。

岸田氏は10日、日本遺族会の幹部らと面会し、支援を要請した。産経新聞の取材に、「戦没者の遺骨収集などいろいろな話を聞いた。遺族の思いを形にできるように取り組んでいきたい」と答えた。

高市氏は10日のニッポン放送のラジオ番組に出演。「物価安定目標2%を達成するまで、現実的に増税は難しい」などと語った。