【就活リサーチ】夏のインターンを振り返り 実り多き秋に - 産経ニュース

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夏のインターンを振り返り 実り多き秋に

9月に入り、大学生の夏休みも終わりが近づいてきたようです。この夏、企業で就業体験をするインターンシップや仕事研究プログラムなどに参加した学生も多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスが流行した影響で、オンライン開催のプログラムも増え、気軽に参加できるようになりました。

参加で志望明確に

大学生は通常、大学3年生の夏休みに初めてインターンシップに参加というのが定番で、参加が志望企業を決めるきっかけになるという人も多くいます。

昨年11月、当時大学3年生だった令和4年卒業予定者を対象に、第1志望の業界を決めたきっかけを複数回答で聞いたところ、「インターンシップや仕事研究プログラムに参加して興味を持った」が最多で、46・7%でした。中には「夏休みに5日間のインターンシップに参加したら、仕事内容も社員もとても魅力的で、一目ぼれ。絶対にこの会社に入社したいです!」と、早々に志望企業を見つける人もいました。

一方で、インターンシップ参加中はそれほどではなかったものの、その後に志望する気持ちが高まったという人もいます。

理由を聞くと、終了後にプログラムを振り返り、どの仕事が面白そうと感じたか、企業のどの点がいいと思ったかなどを整理したという学生が目立ちました。

ある学生は「よく分からないまま、とにかく幅広くたくさん参加し、業界や仕事内容を理解するので精いっぱいだった。夏の参加が一段落して、改めて振り返ってみて、自分がどういう仕事や企業に興味があるのかが見えてきた」と言いました。最初はどんな業界や企業、仕事があるかを知るために、手当たり次第にインターンシップに参加するという人は、例年とても多く見られます。

今後の効率化にも

秋冬にインターンシップを実施する企業も多数あります。その機会を生かすためにも、今のうちに夏の振り返りをしておくことが大事です。後期が始まり学業に忙しくなると、あっという間に冬インターンシップの応募の時期が来ます。

しっかりと夏のプログラムを振り返ることでやりたいことが明確になり、「秋冬は業界や職種を絞って効率的に参加できた」という人もいました。

自分の就活の「軸」を作り、今後どんな仕事や業界を中心に参加しようか、秋冬のインターンシップではどんなことを確認したり、身につけたりしようかという参加のねらいをしっかり持つと、その後の活動をより効果的なものにできるでしょう。

後期の授業が忙しくなる前に、しっかりと振り返りをすることをおすすめしたいです。

(キャリタスリサーチ 松本あゆみ)