横浜新市長カジノ誘致撤回 所信表明、国内選定に影響 - 産経ニュース

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横浜新市長カジノ誘致撤回 所信表明、国内選定に影響

横浜市議会で所信表明演説を行う山中竹春市長=10日午前
横浜市議会で所信表明演説を行う山中竹春市長=10日午前

横浜市の山中竹春市長は10日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致について「反対する声にしっかりと応え、撤回を宣言します」と正式に表明した。同日開会の市議会での所信表明演説で発言した。8月の市長選で撤回を公約に掲げ初当選していた。政府はIRを国内最大3カ所で整備する方針。首都圏で唯一名乗りを上げていた横浜市の離脱は、他の候補地や政府の戦略に影響を与えそうだ。

林文子前市長が令和元年8月に誘致を表明すると、市民団体などがギャンブル依存症や治安悪化を懸念し反対。誘致の是非が主要争点になった市長選で、推進を掲げ4選を目指した林氏は敗れた。IR中止を明言して立候補した前国家公安委員長小此木八郎氏も、横浜市が地元の菅義偉首相の支援を受けながらも落選。

山中市長は所信表明演説で、市の専門部署「IR推進室」を10月1日に廃止すると明言。立憲民主党の市議からの質問に、誘致に関連する予算の執行を停止する考えも示した。