「慰安婦」記述変更に遺憾 韓国外務省、日本教科書で - 産経ニュース

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「慰安婦」記述変更に遺憾 韓国外務省、日本教科書で

日本政府に抗議する市民デモ「水曜集会」。慰安婦像が設置された歩道に多くの人が集まった=韓国・ソウル
日本政府に抗議する市民デモ「水曜集会」。慰安婦像が設置された歩道に多くの人が集まった=韓国・ソウル

【ソウル=時吉達也】日本政府が「従軍慰安婦」の表現を不適切とする答弁書を閣議決定したことを踏まえ、日本の教科書会社が申請した「慰安婦」への表記変更を政府が承認したことについて、韓国外務省の当局者は10日、「大変遺憾だ」と表明した。

外務省当局者は、旧日本軍が慰安婦を強制動員したとする韓国側の主張について、元慰安婦による「生々しい証言こそがどんな文献よりも強力で明らかな証拠であり、日本も自ら認めてきた」と強調。日本側に対し「歴史認識を覆そうとする試みや言動を控えるべきだ」と訴えた。

同当局者の発言に先立ち、韓国主要紙の朝鮮日報が10日付の朝刊1面トップ記事で表記変更に言及。慰安婦問題での旧日本軍の関与を認めた河野洋平官房長官談話(1993年)が「28年を経て事実上死文化した」などと報じていた。