9・11救助で犠牲出した消防署に 日系人らが千羽鶴寄贈 - 産経ニュース

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9・11救助で犠牲出した消防署に 日系人らが千羽鶴寄贈

9日、日系人らの表敬訪問を受け、千羽鶴や折り鶴に関する絵本、弁当などを受け取る米中枢同時テロで犠牲者を出した消防署の隊員ら=米東部ニューヨーク市(平田雄介撮影)
9日、日系人らの表敬訪問を受け、千羽鶴や折り鶴に関する絵本、弁当などを受け取る米中枢同時テロで犠牲者を出した消防署の隊員ら=米東部ニューヨーク市(平田雄介撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】2001年9月11日の米中枢同時テロから20年となるのを前に、日系人や日本企業で働く従業員ら日本コミュニティーの有志が9日、東部ニューヨーク市の同市消防局(FDNY)の消防署を訪問し、救助活動中に亡くなった隊員の冥福を祈り、感謝と敬意の印として千羽鶴を寄贈した。

寄贈式には、ニューヨーク日系人会の森脇ゲーリー名誉会長や在ニューヨーク日本総領事館の山野内勘二大使らが出席。山野内氏が「皆さんが払った多大な犠牲を決して忘れません」と挨拶し大使公邸の料理人が作った「お弁当」を差し入れたほか、日系企業で働く従業員らが中心となって作った千羽鶴や折り鶴に関する絵本などが贈られた。

消防署幹部のリアム・コールマン氏は「時間がたつにつれて、多くの人の記憶が薄れゆく中で、私たちが失った仲間を忘れず、支援してくれることに本当に感謝したい」と話した。

同時テロの際、ニューヨークでは、ハイジャックされた民間航空機が衝突した世界貿易センター(WTC)ビル2棟が倒壊し、2753人が死亡。うち343人が救助活動に従事したFDNYの消防士だった。