【菅首相記者会見詳報】(3)「やはりワクチンは切り札」(1/2ページ) - 産経ニュース

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菅首相記者会見詳報

(3)「やはりワクチンは切り札」

【政治 総理会見】緊急事態宣言等の延長が決定し会見する菅義偉首相=9日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影)
【政治 総理会見】緊急事態宣言等の延長が決定し会見する菅義偉首相=9日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影)

=(2)から続く

--この1年を振り返り、新型コロナウイルス対策のどこに問題があったのか、できなかったことは、反省すべき点は

菅義偉(すが・よしひで)首相「まず私自身この1年間、コロナ対策、全力で取り組んできました。その中で、当時はまさにコロナの全体像というのが全くわからない中で先生方や海外のそうした先行例を参考にしながら感染対策を行ってきました。

そしてやはり、医療体制をなかなか確保することができなかったというのは大きな反省点であるというふうに思っています。まさにこの感染症法の改正によって、国や地方自治体が病床提供に対して要請や、またできなければ公表ができるようになりました。

そういう中で、例えば東京都には厚労相と知事と両名でその要請を出しましたが、必ずしも十分な効果が得られてきたわけではなかったというふうに思っています。こうしたことをまず、一つの大きな反省材料であるというふうに思ってます。

ただ、それと同時に感染対策について、私はやはりワクチンが切り札だと思っています。日本よりはるかに厳しい制限を国民に加えている海外においても、やはりロックダウン(都市封鎖)でも、なかなかコロナの感染拡大を阻止することはできなかった。必ず一つの悩みで、しかし最終的にワクチンによって大きく改善されたということも事実だと思っています。ですから、政府としてはワクチン接種に全力で取り組んできました。

そして現在は、抗体カクテル(療法)という重症化になりにくい薬も開発されました。先ほど私申し上げましたように、東京都をはじめ全国でこの治療法を使っていますが、そこは大きな効果が出ていますから、そこをやはり使い分けていくことがこれから大事だというふうに思っています。

私自身、今できない部分、やはり一番は何といっても病床を確保することだったと思いますし、それと同時にコロナというのは医師、看護師の皆さんも通常の3倍ぐらいかかるということであります。そうしたいろんな、例えばワクチン接種に多くの人が参加してくれますが、コロナ対策にはなかなか新しい人に来てもらうことは難しいとか、いろんなことがあったということも事実でありますので、そういったことを次の政権にはしっかりとワクチンの治療薬も含めて現状を引き継いでいきたいと思っています。

尾身先生もちょっとよろしいですか」