山形大生自殺訴訟、アカハラ認めず請求棄却 宇都宮地裁 - 産経ニュース

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山形大生自殺訴訟、アカハラ認めず請求棄却 宇都宮地裁

宇都宮地裁=宇都宮市
宇都宮地裁=宇都宮市

山形大工学部の男子学生=当時(21)=が平成29年に自殺したのは、所属する研究室の准教授によるアカデミックハラスメントが原因として、栃木県内に住む学生の父親が大学と准教授に計約9600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、宇都宮地裁は9日、父親の請求を棄却した。

父親は准教授が学生に送ったメッセージなどが、加害意図に基づいたいじめに当たり、精神的に追い詰められていたと主張したが、判決理由で大寄久裁判長は「准教授の行為は指導上の意味があり、立場や権限を乱用したとはいえない。自殺との因果関係は認められない」と指摘、大学側にも責任はないと判断した。

判決によると、男子学生は26年4月に入学、28年秋に准教授の研究室に入ったが、29年2月に自殺した。