米独主導でアフガン22カ国会合 中露は参加せず - 産経ニュース

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米独主導でアフガン22カ国会合 中露は参加せず

アフガニスタン情勢をオンライン会合で議論した日米や欧州などの閣僚ら=8日(外務省提供)
アフガニスタン情勢をオンライン会合で議論した日米や欧州などの閣僚ら=8日(外務省提供)

【ベルリン=三井美奈】ブリンケン米国務長官は8日、訪問先のドイツで、マース独外相とともにアフガニスタン情勢をめぐるオンライン閣僚会合を主催した。日本や米欧、中東諸国など22カ国が参加し、テロ対策や人道危機の回避で、連携する方針を確認した。

会合は、ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地を訪問したブリンケン、マース両氏が共催した。ブリンケン氏は共同記者会見で、イスラム原理主義勢力タリバンが発表した暫定政権には女性や少数派が入っていないと指摘し、「国際社会は、アフガン人には包括的政府がふさわしいという考えを示している」と述べた。マース氏は、アフガンで「国連機関とともに人道支援をする用意がある」と発言し、タリバンとの対話に前向きな姿勢を示した。

米国務省の発表によると、会合には英独仏やイタリア、カナダ、トルコ、パキスタン、カタール、サウジアラビアなどが参加。アジアからは日本や韓国、インドが加わった。中国やロシアは参加していない。

ラムシュタイン基地は、米軍によるアフガン人協力者の退避活動の拠点となっており、8月半ば以降、約2万人が同基地経由で米国に移送された。