京都府、酒提供禁止要請を継続 ワクチン16歳以上に - 産経ニュース

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京都府、酒提供禁止要請を継続 ワクチン16歳以上に

政府が19都道府県への緊急事態宣言延長を決定したことを受け、京都府が9日夕に開催した対策本部会議。府は飲食店での酒類提供禁止要請などこれまでの対策について、13日以降も継続することを決めた。また、来月にはワクチン接種の対象を40歳以上から16歳以上に拡大し、受験シーズンを前に大学受験生への優先接種を実施する方針を明らかにした。

府は開設中の京都駅前会場での接種期間について11月末ごろまで延長するほか、新たに京都市内や府南部に接種会場を3カ所設置し、1日当たり計1千~1500人に接種するとした。一方、亀岡市と精華町に設置している大規模接種会場は10月に閉鎖する。

府内で2回目を終えた人のワクチン接種率は7日時点で、60代以上が82・47%に対し、50代39・70%▽40代26・42%▽30代21・21%▽20代21・12%▽10代6・83%-となっている。

西脇隆俊知事は京都市に接種会場を設置する理由について「人口の集まる京都市は接種率が比較的低いため」と説明。また、宣言延長に対して「いま対策の緩和はできない。宣言慣れということもあるが、改めて人との接触を減らしてほしい」と協力を呼びかけた。(園田和洋)

■感染減少傾向も医療は逼迫

京都府と京都市は9日、270人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日あたりの新規感染者数が400人を下回るのは5日連続となった。

府内では感染「第5波」に伴い、8月に入ってから感染者が急増。8月26日には過去最多となる604人の感染を確認したが、新規感染者数の直近1週間平均は、8日時点で360・71人、対前週比は0・73倍と減少傾向に転じている。

一方、同日時点で確保病床の使用率は70・7%、重症者用病床の使用率も58・6%と、最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)の基準に達しており、医療体制は依然逼迫(ひっぱく)している。(鈴木文也)