緊急事態延長で休業要請継続 群馬・山本知事「解除の状況でない」 - 産経ニュース

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緊急事態延長で休業要請継続 群馬・山本知事「解除の状況でない」

緊急事態宣言の延長について説明する山本一太知事=9日、県庁(柳原一哉撮影)
緊急事態宣言の延長について説明する山本一太知事=9日、県庁(柳原一哉撮影)

群馬県内全域に発令されている新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言について、12日までの期限を30日まで延長する政府決定に伴い、群馬県は9日の対策本部会議で、酒類を提供する飲食店などへの休業要請といった措置内容の継続を決めた。

山本一太知事は同日の定例会見で、「解除する状況ではなく(期間延長は)やむを得ない」と述べ、引き続き感染封じ込めに全力を挙げると強調した。

県によると、直近1週間平均の1日当たり新規感染者数は219・4人(1日)から108人(8日)に減少。しかし感染力が強いインド由来のデルタ株への置き換わりを背景に、「再拡大の恐れがあり、ピークアウトしたと見るのは早計だ」と指摘した。

人工呼吸器などを使用する重症者が24人(同)、病床稼働率も60・0%(同)と高止まりし、「(期間延長により)感染を徹底的に抑え込むことが必要と判断した」と理由を述べた。

社会経済活動の正常化への道筋について具体的な見通しは明言しなかった。

要請内容は継続され、酒類やカラオケ設備を提供する飲食店などに休業要請を行い、それ以外の飲食店にも時短営業を求める。事業者にはこれまで同様に協力金を支給する。県民には引き続き外出機会の半減を求めるほか、県立学校は分散登校などを要請する。

一方、県は休業要請に応じなかった太田市のカラオケ店など16施設に対し、新型コロナウイルス特別措置法に基づいて、8日付で休業を命令した。施設名は県ホームページで公表した。