【子ども点描】第六感を養え セミとりの大切さ(1/2ページ) - 産経ニュース

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子ども点描

第六感を養え セミとりの大切さ

自然と親しむ遊びは予測不能性や自然を学ぶ機会になる
自然と親しむ遊びは予測不能性や自然を学ぶ機会になる

新型コロナウイルス禍の厳しい状況でも、夏休みは子どもたちにとって大切な遊びの時間です。

ある調査によると、幼稚園の子どもは、土いじり▷草木や花を使った遊び▷テレビの視聴▷ままごと-で遊びます。小学1年生になると、ボール遊び▷公園の遊具を使った遊び▷漫画を読む-に変化し、2、3年生は、ボール遊び▷ザリガニとり▷鬼ごっこ▷セミとり▷自転車-など。4年生以上になると、ボール遊びやザリガニとりに、プールや釣りが加わってきます。

さて、読者の方は「なんだか昔のままだなあ」と感じられたかもしれません。セミはなんとなく周りにいますが、ザリガニとなると最近はどこにいるのか、なかなか分かりません。

ここで取り上げた遊びは昭和63(1988)年の調査研究に基づいています。それからおよそ20年たった平成22年頃に実施された小学生対象のいくつかの調査では、ボール遊び▷鬼ごっこ▷漫画▷スポーツ▷おしゃべり-に加えて、テレビゲーム▷カードゲーム▷カセットを付け替える携帯ゲーム-が現れ、さらにインターネットゲームが登場し始めます。もっとも、この頃もまだ、木登りや釣りなどは残っていました。

30年の調査になると、低学年では鬼ごっこやかくれんぼが残っていましたが、中学年からはゲームが多くなり、高学年になると携帯やタブレットを使ったネットゲームが入り、自然の中での生き物とのやり取りは、ほとんど見られなくなりました。