【菅首相記者会見詳報】(7)拉致問題「全力注ぐのは当然」 - 産経ニュース

メインコンテンツ

菅首相記者会見詳報

(7)拉致問題「全力注ぐのは当然」

東京・新宿の街頭モニターでは菅義偉首相の会見の様子が映し出された=9日午後、東京都新宿区(三尾郁恵撮影)
東京・新宿の街頭モニターでは菅義偉首相の会見の様子が映し出された=9日午後、東京都新宿区(三尾郁恵撮影)

=(6)から続く


--北朝鮮による拉致問題の解決に向けて退陣後はこの問題にどう向き合うのか。次期政権に拉致問題解決に向けて望むことは

菅義偉(すが・よしひで)首相「私自身は、北朝鮮の拉致問題に当選1回のときからずっと携わってきております。日本に1年間に15回も出入国した万景峰(マンギョンボン)号」の入港禁止の法案を作った1人であります。さらに、総務相のときはNHKに対して、電波の国際放送で拉致問題について重点的に放送を行うように命令放送というのを出しました。これは法律に基づいて出したのですが、さまざまなことを言われましたが、それぐらいこの拉致問題は何とか解決したい、ご家族の皆さんの切実な思い、特に多くの皆さんが高齢化しております。そういう中でもう時間がない、その中で解決しなければならない問題だと思っています。

全ての拉致被害者の皆さんが1日も早く帰ってくる、そこに全力を注ぐのは政治家として私自身、当然のことであると思っていますので、首相退陣後も拉致問題は私のまさに仕事として積極的に解決に向けて取り組んでいきたいと思っております」

--次期衆院選には、これまで同様、神奈川2区から出馬するか

首相「私はその予定であります」

--新型コロナ対応と自民党総裁選で莫大(ばくだい)なエネルギーが必要と言ったが、莫大なエネルギーとはどういうものか。衆院解散を断行しなかったことへの悔恨の念はあるか

首相「私自身、莫大なエネルギーと申し上げましたが、まさに莫大なとてつもないエネルギーが必要だなと思いました。今回は現職の首相として、コロナ対策の最高責任者でありました。ですから、そのことについて聞かれたときに、私は常に新型コロナ対策最優先ということを申し上げてきました。そこはやはり責任を持ってやらなければならないという、強い思いの中であります。

それと同時に、私自身がこの総裁選挙に出馬をすると、そうした準備とか、そういうものを進めるについて、どうしても毎日の公務をこなしながら、私自身、派閥がありませんので、そういう意味で自らいろんな行動をしなければならない、そういうことにも直面をいたしました。

それと同時に、やはり12日(が期限)の緊急事態宣言、これが解除されないままで(総裁選に立候補する)ということに対して、私もやはりずっと心の中に残ってたもの、頭の中に残ってるものがありましたので、そういう中で、そこは判断をさせていただいたということです。

それと(衆院)解散、私自身が最初当選したとき極めて高い支持率でありました。そこはいろんな方から助言も受けました。しかし私はとにかく仕事をさせてくださいと、私は仕事をするために、首相になった。私は(総裁選に)立候補したわけですから、総裁(選)に立候補して、首相を目指したわけでありますから、当時、私申し上げましたのは、やはりコロナ対策、これ大変な重圧がありましたので、やはり対策を行ってきた人がやるべきだという、そういう思いの中で私は出馬をして、今まで取り組んできたというのが私の実態でありますので、その間に、仕事を、これがやればできるとかできないとか、やりたい仕事もありましたので、先ほど少し申し上げましたけど、そうした仕事をするために首相になったんですから、やっぱり、解散というよりもそっちの方を選んできたということです」

=(8)に続く