山梨県、感染対策店での酒提供可能に - 産経ニュース

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山梨県、感染対策店での酒提供可能に

臨時会見する山梨県の長崎幸太郎知事=9日、甲府市(平尾孝撮影)
臨時会見する山梨県の長崎幸太郎知事=9日、甲府市(平尾孝撮影)

政府の新型コロナウイルス蔓延(まんえん)防止等重点措置が山梨県で12日に解除されることを受け、県は9日、これまで全県の飲食店に対して求めていた酒類の提供自粛などの厳しい対策を改め、感染対策がされている飲食店では酒類提供が可能となるなどの新しい感染防止協力要請を出した。13日から適用される。休業や時短営業の要請も解除となるため、感染防止対策済みの店舗では、ほぼ通常営業できる。

県内では8月下旬をピークに感染者数が減少しつつあり、1週間当たりの感染者数は先月20日の重点措置適用時点から半数以下まで減少。さらに病床数や宿泊療養施設を増やし、医療提供体制を強化している。

長崎幸太郎知事は9日に開いた臨時記者会見で「県内の感染は収束に向かいつつある」との認識を示した。同時に「県民一人一人、事業者の方々の苦しい中での理解と協力で、感染抑制の効果につながったことにお礼を申し上げる」と謝意を示した。

重点措置に対応した県の感染対策では、大型商業施設や映画館、博物館に加え、運動施設などにも時短営業を要請してきた。今回これらの要請も解除としており、経済、社会活動の制限を大幅に縮小させる。

ただ、感染力の強いインド由来の変異株である「デルタ株」などを意識し、家庭での30分に1回程度の換気や、飲食店でも会話が大きくならないようにBGMを45デシベル以下にすること、従業員への不織布マスクの徹底など、感染抑制の新たな措置を盛り込んだ。