タリバンが暫定政権発表 首相代行にアフンド師 - 産経ニュース

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タリバンが暫定政権発表 首相代行にアフンド師

パキスタン・イスラマバードでシャリフ首相(左)とあいさつするアフガニスタンのアフンド師=1999年8月(AP)
パキスタン・イスラマバードでシャリフ首相(左)とあいさつするアフガニスタンのアフンド師=1999年8月(AP)

【シンガポール=森浩】アフガニスタンの実権を握ったイスラム原理主義勢力タリバンは7日夜、首都カブールで記者会見を開き、暫定政権の主要閣僚を発表した。首相代行には旧タリバン政権(1996~2001年)で副首相職を務めたアフンド師が就任する。

会見でムジャヒド報道官は「(人事は)すべて暫定的なものだ」と強調し、正式な政権樹立の際、顔ぶれが変わる可能性を示した。暫定政権を立ち上げて政治の空白をひとまず解消するとともに、国際社会の反応を見る狙いがありそうだ。

発表によると、副首相代行に穏健派とされる政治部門トップのバラダル師▽内相代行に最強硬派「ハッカニ・ネットワーク」を率いるシラジュディン・ハッカニ師▽国防相代行に初代最高指導者オマル師の息子、ヤクーブ師-が任命された。現最高指導者であるアクンザダ師の新政権での役割は明らかになっていない。暫定閣僚に女性は含まれていない。

7日にはカブールで、タリバンを支援しているとされるパキスタンに反発するデモが行われた。男女数百人が「独立した政府を求める」などと叫び、パキスタン大使館前を行進した。