米アマゾン・コムは8日、三菱商事と再生可能エネルギーの購入契約を結んだと発表した。日本国内の約450カ所の太陽光発電設備からアマゾンの物流施設やデータセンターに電力を供給する。来年から順次稼働する。契約額は明らかにしていない。
アマゾンは2025年までに事業で使う全ての電力を再生可能エネルギーで賄う方針で、安定的に調達できる仕組みを三菱商事とともに整える。
発電容量は一般家庭約5600世帯の使用量に相当する2万2千キロワットの予定。発電設備は首都圏と東北地方に置く。詳細な場所は明らかにしていない。
三菱商事が太陽光発電関連の事業を手掛けるウエストホールディングスに用地の開発を委託。三菱商事の子会社を通じて電力を供給する。