台風15号から2年 千葉県の「応急住宅」、今なお452世帯入居 - 産経ニュース

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台風15号から2年 千葉県の「応急住宅」、今なお452世帯入居

台風15号の影響で出た大量のがれきやごみを片付ける住民やボランティア=令和元年9月16日、千葉県鋸南町(鴨川一也撮影)
台風15号の影響で出た大量のがれきやごみを片付ける住民やボランティア=令和元年9月16日、千葉県鋸南町(鴨川一也撮影)

住宅448棟が全壊、4694棟が半壊するなど、千葉県内に甚大な被害をもたらした台風15号(令和元年房総半島台風)の上陸から9日で2年を迎える。自宅が被害を受けた人が多く、現在も452世帯が県による「賃貸型応急住宅(みなし仮設住宅)」で生活を続けている。9日には入居者向けに、転居などに関する電話相談会が行われる。

一昨年の10月に募集を開始した賃貸型応急住宅は、民間の賃貸住宅を県が借り上げて被災者に提供する制度。県住宅課によると、台風19号などの被災者も合わせ、最も多いときには616世帯が入居していた。入居期間は最長2年間で、「年明けに向けて満了を迎える方がピークになる」(同課担当者)。満了の半年前を目安に入居者へ案内を送付し、今後受けることができる支援について伝えているという。

電話相談会は、期間満了が近づく中、被災者への支援を行う千葉南部災害支援センターが行う。同センターの担当者は、「被災地域では、保証人を立てなければ契約できない賃貸物件が多い。家庭の事情で保証人が見つからなかったり、ペットを飼っているがペット可の物件が見つからなかったりして、多くの被災者の方が転居先を見つけられずに困っている」と話す。

電話相談は同センター(0470・94・5551)で、9日午前10時~午後4時に受け付ける。