【浪速風】勝者の流儀が売り場を変えるか - 産経ニュース

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浪速風

勝者の流儀が売り場を変えるか

買収合戦が繰り広げられている関西スーパー
買収合戦が繰り広げられている関西スーパー

阪急百貨店などを展開するH2Oリテイリングと首都圏地盤のスーパー、オーケーが、関西スーパーマーケットを傘下に収めようと争奪戦を繰り広げている。関西ではなじみのないオーケーだが、小欄はよく利用していた時期がある。面白かったのは、効率化や低価格化のアイデアを売り場で見せていること。合理的であけすけなところが少し関西っぽい

▼日本のスーパー黎明(れいめい)期をリードしたのは関西勢だった。だがバブル崩壊後、マイカル(ニチイ)とダイエーは不振に陥り、相次いで三重県発祥のイオン(ジャスコ)に身を寄せた。イズミヤはH2Oグループの一員に。他地域や他業態の軍門に下ったわけだ

▼人口減、コロナ禍、ネット通販の侵食と業界はまたも試練に立たされている。そんな中での買収合戦。制するのは関西を代表するブランドか、斬新なアイデアで頭角を現した関東勢か。勝者が新しい流儀を編み出し、楽しませてくれるかもしれない。