ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」日本版 9日から上演 - 産経ニュース

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ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」日本版 9日から上演

日本版が初上演されるミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」
日本版が初上演されるミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」

19世紀末の英ロンドンで起きた切り裂きジャック事件をモチーフにしたミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」が、東京・日生劇場で9日から上演される。2009年に初演された韓国では、再演されるたび日本からも多くの観客が訪れるヒット作に。初の日本版では、各界で活躍する幅広い出演者が集まった。切り裂きジャックと、彼を追い詰める刑事、アンダーソンの2役を演じる俳優、加藤和樹(かずき)は「愛が引き起こす悲しい物語の先にある光を感じてほしい」と語る。

アーティストデビュー15周年の今年、記念アルバムの発売やライブも行う俳優、加藤和樹(飯田英男撮影)
アーティストデビュー15周年の今年、記念アルバムの発売やライブも行う俳優、加藤和樹(飯田英男撮影)

娼婦ばかり狙われる殺人事件を追う刑事のアンダーソン(加藤、松下優也のダブルキャスト)は、殺人現場で外科医、ダニエル(木村達成、小野賢章)と出会う。犯人を知っていると語るダニエルは「そいつの名前はジャックだ」と告げる。殺人鬼、ジャック・ザ・リッパー(加藤、堂珍嘉邦)の正体と目的は何か、そこには悲しい愛の物語が隠れていて…というストーリー。

19年に韓国で10周年記念公演を見てから、日本版への出演を熱望していた加藤は「楽曲のおもしろさと物語のスピード感がいい。明るい話ではないが、登場人物の心の闇にひかれるものがある」と語る。加藤が「演劇の師」とあおぐ演出の白井晃は登場人物の心情を丁寧に追い、「ミュージカルも演劇。気持ちがあっての歌というのをすごく大事にしている」という。

人気声優でもある小野、歌手のMay’n、「CHEMISTRY」の堂珍といった各界のスターの集合も見どころのひとつ。主要役はダブルキャストで、中でも加藤は、殺人鬼と刑事という2役を演じ分ける。キャストの組み合わせにより異なる印象も楽しめそうだ。9~29日。日生劇場。(道丸摩耶)