写真集「MINAMATA」復刻 映画化契機 - 産経ニュース

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写真集「MINAMATA」復刻 映画化契機

中央公害審査委員会での上村智子さん(Photo by W. Eugene Smith ⓒ Aileen Mioko Smith)
中央公害審査委員会での上村智子さん(Photo by W. Eugene Smith ⓒ Aileen Mioko Smith)

水俣病の悲劇を世界に伝えた写真家故ユージン・スミスさんと元妻アイリーン・美緒子・スミスさん(71)の写真集「MINAMATA」の日本語版が、絶版を経てこのほど再出版された。きっかけは、23日から全国公開される、ユージンさんを描いた同名のハリウッド映画だ。アイリーンさんは「映画の題材となった写真集を手に取り、実際の人物や出来事を知ってほしい」と話す。

写真集「MINAMATA」の日本語版を再出版したアイリーン・美緒子・スミスさん=1日、熊本県津奈木町
写真集「MINAMATA」の日本語版を再出版したアイリーン・美緒子・スミスさん=1日、熊本県津奈木町

2人は1971~74年、熊本県水俣市に滞在。患者の日常や、原因企業チッソとの交渉の様子などをとらえた写真集は75年に英語版、80年に日本語版で出版され、91年の新装版以降、絶版になっていた。

約5年前に映画化の話を持ち掛けられたアイリーンさんは、監督らに水俣市を案内し、現場を知ってもらうことに努めた。ユージンさんを演じるのはジョニー・デップさん。

写真集はクレヴィス(東京)の出版で4400円。

チッソ東京本社で交渉する患者(Photo by Aileen M. Smith ⓒ Aileen Mioko Smith)
チッソ東京本社で交渉する患者(Photo by Aileen M. Smith ⓒ Aileen Mioko Smith)
写真集「MINAMATA」
写真集「MINAMATA」