中国、巨大な関羽像撤去 無駄な公共事業の象徴 - 産経ニュース

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中国、巨大な関羽像撤去 無駄な公共事業の象徴

取り壊し作業で頭部がなくなった関羽の巨大な像=5日、中国湖北省荊州市(共同)
取り壊し作業で頭部がなくなった関羽の巨大な像=5日、中国湖北省荊州市(共同)

中国湖北省荊州市に建てられた三国志の英雄、関羽の巨大な像が違法建築と認定され、7日までに撤去作業が始まった。高さは約57メートルと、20階建てのビルに近い。建設と撤去に計3億2790万元(約55億円)がかかり、無駄な公共事業の象徴として批判されている。

共産党の6日の発表や中国メディアによると、関羽像は湖北省や荊州市が投資するプロジェクトとして2016年に1億7290万元かけて建設された。昨年になり、歴史的な町並みを保護する規定に反していると中央政府が認定した。1週間ほど前に取り壊し作業が始まり、既に頭部がなくなった。撤去に1億5500万元かかる。

建設当時は観光名所として期待されたものの、地元住民は「見に来る人も少なく、人気スポットとは言えない」と話しているという。(北京共同)