静岡知事、緊急事態宣言「解除の状況にない」県方針は10日決定へ - 産経ニュース

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静岡知事、緊急事態宣言「解除の状況にない」県方針は10日決定へ

静岡県の川勝平太知事
静岡県の川勝平太知事

12日に期限を迎える新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、静岡県の川勝平太知事は7日の定例記者会見で、県内では新規感染者数や対応病床使用率などが国指標のステージ4(爆発的感染拡大)の目安をまだ大きく超えているとして「感染状況は非常に厳しい。現時点では宣言解除の段階にはないと考える」と述べた。国にも「延長不可避」という県の考えは伝達しているという。

県は最新の感染状況を注視しながら専門家の意見を聞き、10日に対策会議を開いて県としての方針を決定するとした。宣言解除の可否は、最終的には政府が判断する。

川勝知事は延長不可避と考える根拠として、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が95・3人、病床使用率が57・3%とステージ4の目安(それぞれ25人以上、50%以上)を大きく超えていることを挙げた。宣言解除には、全ての指標がステージ3(感染急増)の水準(15人以上、20%以上)まで下がることを目安とするという。

宣言では、飲食店などに対して休業や時短、酒類提供自粛が要請されるほか、県民は不要不急の外出自粛と県境をまたぐ移動の回避が求められている。

また川勝知事は、感染力が強いデルタ株(インド由来変異株)による中高年の重症化と若年層の感染拡大に懸念を示し、「家族みんなで基本的な感染対策を徹底し、クラスター(感染者集団)が多発している学校や保育園などでは総ぐるみで対策を講じてほしい」と訴えた。